NHK2020応援ソング「パプリカ」や東京オリンピック「カイト」を作詞作曲した米津玄師さん。
世代を超えた心に響くメロディーが印象的な米津玄師さんですが、最近ではNHK朝ドラの主題歌「さよーならまたいつか!」も記憶に新しいのではないでしょうか。
その「米津玄師さんが、引退するのでは!?」との噂がネット上で波紋を広げています。
そこでここでは
米津玄師の引退説は本当なのか!?デマなのか!?
引退の噂の理由や、「さよーならまたいつか!」について詳しく調査していきます。
米津玄師が引退はデマだった!?
ズバリ、米津玄師さんが引退するという噂はデマでした!
米津玄師さんは現時点(2025年1月)で音楽活動が行なわれていることからも明らかです。
2025年1月9日より米津玄師さんのライブ「2025TOUR/JUNK」が宮城 仙台からスタートしています。
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米津玄師 2025 TOUR / JUNK
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2025年1月より 全国8都市16公演 アリーナ&ドームツアー「米津玄師 2025 TOUR / JUNK」の開催が決定しました。アルバム「LOST… pic.twitter.com/cXjYzizDvI
— REISSUE RECORDS (@reissuerecords) July 5, 2024
さらにライブでは「機動戦士Gundam GQuuuuuuX-Beginning-」の主題歌となる新曲「Plazma」を初日のツアーで発表しています。
米津玄師ファンとしては何よりもうれしいサプライズ!
新曲「Plazma」を目の前の米津玄師さんが自分のためだけに歌ってくれている・・・ファンにはたまらない夢心地のひとときとなったことでしょう。
今後のますますの活躍が期待されるこのツアーのスタートは、「引退説」を完全否定するものと言ってよいでしょう。
米津玄師の引退説が出た理由は?
では、そもそも米津玄師さんの引退説がひろまったのはなぜでしょうか。
その理由には、
- 米津玄師さんがSNSで引退を匂わせたこと
- 米津玄師さんがプロデュースしたグループFoorinが引退したことによる誤解
という二つの可能性が考えられます。
有力なのは後者です。
米津玄師さんがSNSで引退を匂わせたという投稿が一切見当たらなかったことからわかりました。
2023年10月11日に米津さんのX(旧ツイッター)とインスタグラムで「もうすぐ終わります」という一文を書き、イラストに米津さんの代表曲「Lemon」の歌詞と涙を流す男性の姿を描いて公開したとあります。
しかしXで調べたところそのような投稿はまったく存在しませんでした。
このことから引退騒動の理由は、後者の米津玄師さんがプロデュースしたグループFoorinが引退したことによる誤解が広まってしまったと言えます。
Foorinは、米津玄師さんが2018年にプロデュースしたユニットで、代表曲は「パプリカ」ですね。
本日19:25〜放送 #パプリカ #Foorin フィナーレ特番!
3年間の万感の想いが、
1つのパプリカに詰まった特番!
是非ご覧ください!<パプリカ>
パプリカ 花が咲いたら
晴れた空に種を蒔こう
ハレルヤ 夢を描いたなら
心遊ばせあなたにとどけ
かかと弾ませこの指とまれ#ひゅうが #米津玄師 お師匠 pic.twitter.com/SqMNY3xj4r— 吉田 日向-HYUGA YOSHIDA- (@Hyugaaaa1013) September 27, 2021
小さい子どもから大人まで楽しめる振り付けと、リズミカルな曲調が心に残る歌です。
我が家の長男も保育園の運動会でパプリカダンスをしていました!
すっごく可愛かったし、幼児も踊りやすい振り付けで親も一緒に踊れるので盛り上がったことを覚えています。
誰もが親しんだ「パプリカ」でしたが、NHKが東京五輪のために応援ソングプロジェクトとして作ったユニットだったため、オリンピックが終了後は引退という運びになりました。
2021年9月27日NHK(Eテレ)のFoorinのフィナーレを飾る番組には、プロデュースした米津玄師さんも出演されていたため、「米津玄師が引退する!」と勘違いしてしまったのでしょうね。
米津玄師が引退!?「さよーならまたいつか!」どんな曲?
NHK朝ドラ「虎に翼」の主題歌「さよーならまたいつか!」。米津玄師の引退説を揶揄するかのようなこのタイトル。
またドキッとさせられますね。
虎に翼最終回ありがとうございました。主題歌という一歩引いたところからの関係でしたが、さよーならまたいつか!をここまで愛情深く扱って頂けることになるとは思いもよりませんでした。朝ドラの主題歌を担えたのがこの作品でよかったと感慨に耽っております。半年間ありがとうございました。 pic.twitter.com/L4tNQz2ugw
— 米津玄師 ハチ (@hachi_08) September 27, 2024
「さよーならまたいつか!」という曲は、朝の軽やかな風のようなメロディーに、凜とした強い歌詞が効いています。
米津玄師さんは、朝ドラの曲は毎朝聴けるさらっと流れてくる感じを作るべきだろうと作り始めたそうです。
ただ、それだけではないドラマ「虎に翼」で描かれる日本初の女性弁護士寅子の「ブチギレる」大きなエネルギー。
「獣道を切り開いていくためには必要だった”キレ”を『さよーならまたいつか!』の曲にも宿す必要があった」と米津玄師さんは語ります。
また、ドラマの世界観と見事にリンクさせた歌詞が見事だとも言えます。
特にタイトルになっている「さよーならまたいつか!」は別れの言葉で悲しさが漂いますが、本作では再会に大きな意味があります。
それぞれの困難を乗り越え、仲間と再び出会い、また喜びを分かち合う。
そんな人生の循環を「さよーならまたいつか!」は温かくそしてパワフルに表現しているように感じます。
「別れは出会いの始まり」。
米津玄師さんは、「さよーならまたいつか!」の歌に、別れは新たな出会いや再会、経験への扉を開いてくれると私たちの心にさらりと届けてくれる、その巧みさが心憎いですね。
米津玄師の引退説についてまとめ
この記事では「米津玄師が引退!?理由は?デマだった!さよーならまたいつか!真相を調査」と題してお届けしました。
2025年1月現在の情報になります。
『第75回NHK紅白歌合戦』 に特別企画として、出演させて頂く事になりました。
「虎に翼」というかけ値なしに素晴らしいドラマこそ、紅白歌合戦というハレの場に相応しく、わたしが出演することでその一助になるのであればと思い、このたび紅白歌合戦に出場させて頂く運びとなりました。… pic.twitter.com/wu35NYXxNO
— 米津玄師 ハチ (@hachi_08) December 20, 2024
米津玄師さんの引退説は、米津玄師さんがプロデュースしたグループFoorinが引退したことによる誤解、デマだったことがわかりましたね。
そして、NHK朝ドラ「虎に翼」の主題歌「さよーならまたいつか!」へ込めた祈りにも似た思い。
それは人生の「別れと出会い」の循環を温かく、パワフルに主題歌「さよーならまたいつか!」に込めています。
今回調査するにあたって、米津玄師さんのけっして驕らない謙虚さと、作詞作曲への真摯な向き合い方に強く感銘を受けました。
また、音の世界とことばの世界を操る職人のような巧みさとその熱意には、米津玄師さん特有のこだわりを見た気がします。
米津玄師さんの今後、益々の活躍を応援していきましょう!
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